【 新暗行御史（しんあんぎょうおんし）：文秀（ムンス）という男の真実 】新暗行御史の主人公・文秀（ムンス）とは一体何者なのか？！(>_<)/// ～桂月香（ケウォルヒャン）が語る、文秀（ムンス）の真実・・・～

こんにちは、キトスです(^O^)／

皆さん、『 新暗行御史（しんあんぎょうおんし）』という漫画をご存知でしょうか？！

『 生きる 』ということの本質を突いた、非常に面白く、奥の深い、知る人ぞ知る名作です(≧▽≦)///

この『 新暗行御史 』を簡単にご紹介させて頂いた記事を、コチラに載せておりますので、宜しければ是非一度、ご覧下さい<(_ _)>

success-smile-kitos.hatenablog.com

今回は、『 新暗行御史（しんあんぎょうおんし）』 の主人公・文秀（ムンス）という男が、一体どういう人物なのかを、少しお話しさせて頂きたいと思います<(_ _)>

文秀がかつて、心から愛した女性『 桂月香（ケウォルヒャン）』 が、腹違いの姉『 洪吉童（ホンギルドン）』に語った、文秀の姿を通じて、お話させて頂きたいと思います<(_ _)>

今を生きる一人の人間として、文秀の姿・真実は、非常に感銘を受けるものだと思いますので、是非とも、これからのお話を楽しみにして頂きたいと思います(>_<)///

～ 桂月香（ケウォルヒャン）が語る、文秀（ムンス）の真実・・・～

桂月香（ケウォルヒャン）が洪吉童（ホンギルドン）に語る文秀（ムンス）の真実

( 洪吉童 )

ねぇ、桂月香。

文秀って人・・・

どんな男なの？

( 桂月香 )

えっ・・・？

突然どうしたの？

( 洪吉童 )

私の妹を惚れさせた男なんだから知ってて当然よ。

話してよ、背は高いの？

ハンサム？

性格は？

( 桂月香 )

そうね・・・

アカシアの木みたいな人・・・かな。

( 洪吉童 )

へ？

それってどういうこと？

アカシアの木だなんて・・・・・・

(桂月香)

昔、こんなことがあったの。

文秀と私が住んでいた村に・・・・・・

とても大きなアカシアの古木があったんだけどね・・・

村人たちは皆、その木を切ってしまおうって言ったの・・・・・・

アカシアの木から伸びる頑丈で長い根っこは他の木が育つのを邪魔して・・・

周りの緑を枯らしてしまうから。

でも文秀だけは反対したわ。

あえて理由は言わずに、ただ黙って・・・・・・

ついには木を切ろうとした人たちと、乱闘騒ぎまで起こしたわ。

結局、彼の頑固さのおかげでその木は無事だったんだけど・・・

数年後、アカシアの周りの植生は本当に滅茶苦茶になってしまったわ・・・・・・

文秀はそのアカシアの木と一緒に・・・・・・

しばらくの間、皆から恨まれてたの・・・・・・

そんなある日・・・

未曾有の大雨でがけ崩れが起きて、

近隣の多くの村が飲みこまれたんだけど・・・

そのアカシアの木があった私たちの村だけは・・・

無事だったの。

頑丈で長いアカシアの木の根っこが、

がけ崩れを防いでくれたおかげでね・・・

( 洪吉童 )

わぁ。

すっごーい！

文秀はそうなることを知ってたのかしら？

( 桂月香 )

ううん、知らなかったそうよ。

ただ、自然を人間の尺度で判断してはいけないという・・・・・・

確信があっただけ。

ただそれだけを信じて彼はあんな頑なな態度をとったのよ。

私は皆の誤解が気にならないのかって聞いたわ。

すると彼は言ったの、

「 いや・・・

あのアカシアのように、自分の確信が根深ければ・・・

真実はいつか通じるのだから 」

ふふっ、どう？

ちょっと変わってるでしょう？

彼はそんな人よ。

確かに・・・

誰にも気兼ねしないし、わがままで、傾（かし）いでるように見えるけど・・・・・・

この世の誰よりも、心根がすわった人。

これが、 桂月香（ケウォルヒャン）を通して垣間見る、文秀（ムンス）という男の姿・真実となります<(_ _)>

皆さん、如何でしたでしょうか？！

桂月香（ケウォルヒャン）の言葉を通して、文秀（ムンス）という男がどのような人間なのか少しでもイメージすることが出来ましたでしょうか？！

この文秀の姿は、人間としての在り方、自然とともに生きている人間の本質を表しているようにも思えます<(_ _)>

『 あのアカシアのように、自分の確信が根深ければ・・・

真実はいつか通じるのだから 』

『 誰にも気兼ねしないし、わがままで、傾（かし）いでるように見えるけど・・・・・・

この世の誰よりも、心根がすわった人。』

これらの言葉が、文秀の姿を表していると思います。

そして、文秀の真実が秘められているのではないかと思います。

文秀は、自分の中に確固たる信念があり、それを自分自身の中に根付かせているのです！！

それは、自分自身の中にこの世の真実を見出しており、何ものにも変えることが出来ないものだと確信しているのです！！

その真実を曲げることが自分にとって、この世界にとって絶対的な誤りであり、自分に何があっても貫き通さなければならないものであると確信しているのです！！

この世の中で、何が大切で、何が善くて、何がいけないのか、何が悪いのかを理解しているのです！！

つまり、周りが何と言おうとも、周りに何と思われようとも、決して折れることのない心の強さを文秀は持っているということなのです！！ 

文秀という人間は、誰しもが自分の保身のために、自分のみを守る為に、平気で他の者を傷つけてしまうような過ちを犯してしまいそうなことを、決してすることがない人間だということです。

文秀の行動は、一貫した信念が貫き通されています！！

だからこそ、周りがどうこうしようとも、自分自身の一貫した信念を曲げることなく行動し、結局その行動が本当は正しいということに繋がるのです！！

決してブレることのない信念の持ち主、それが文秀なのです＼(◎o◎)／！ 

このことは、人として生きることの本質、真実を突いているのではないかと思います<(_ _)>

ともすれば、すぐにブレてしまう心・・・、安易な行動に走ってしまい、周りを不幸にするだけでなく、自らを貶めてしまう、それが普通の人間なのかもしれません。

しかし、それは自分を暗い闇に追い込んでしまうことになりかねません。

自滅をしてしまうきっかけになりかねません。

だからこそ、自分の中に真実を見出し、信念を根付かせることが非常に大切になってくるのです！！ 

何故なら、それを持つことのより、自分自身を偽ることなく生きていくことが出来る、正々堂々と生きていくことが出来るようになるからです！！ 

そうすることにより、何があっても自分自身に負けることのない、崇高な生き方をすることが出来ます。

それこそが、人間が生きるということの本質だと、私キトスは強く思うのです！！

あのアカシアのように、自分の確信が根深ければ・・・

真実はいつか通じるのだから

新暗行御史　名言シリーズ

～ 新暗行御史（しんあんぎょうおんし）～

【 まとめ記事 】

ちなみに、文秀はかつて東洋にて繁栄を極めた大国『 聚慎（ジュシン）』の軍の、最高司令官でした。

さらに、悪獣との大戦争にて、勝利に導いた功績を称えられ、軍人としての最高の称号『 伝説 』を与えられます。

文秀は、聚慎の軍人として、また『 伝説卿 』として周りから尊敬されていました。

しかし、阿志泰（アジテ）という悪魔の化身により、大国『 聚慎（ジュシン）』が滅ぼされてしまった後、かつて聚慎に存在していた官吏である暗行御史（アメンオサ）を名乗り、乱れた地方の悪政を正しながら、聚慎を滅ぼした阿志泰を探し出す旅に出ます。

まさに、自分自身の中にある真実に基づいた信念に従い、行動していくこととなるのです！！

今回の名言は、『 新暗行御史（しんあんぎょうおんし）』の第十巻に描かれております(^-^)///

是非一度、手に取って頂き、じっくりと読んでみて下さい<(_ _)>

文秀という男の姿から、信念というものの崇高さ、人の強さの原点というものを、この本から読み解くことが出来るかもしれません・・・(>_<)

新暗行御史 10

posted with ヨメレバ

尹 仁完/梁 慶一 小学館 2004年12月17日

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この記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

皆さんの日常が、よりハッピースマイルになることを心よりお祈りしております。

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