さくせすまいる

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【 VOICE 】part.2 < 井上悟と五十嵐裕子のすれ違い > 市川拓司の小説作品 ~ 悟と裕子の物語 ~ 『 思い 』というボタンの掛け違いからの『 別れ 』・・・。お互いの思いが強いからこそ叶うことのなかった結末とは・・・(><)?!

こんにちは、キトスです\\\\\(^-^)/////

 

今回も市川拓司さんの小説『 VOICE 』をご紹介させて頂きたいと思います<(_ _)>

 

今回は、以前の小説『 VOICE 』の記事の続きとなりますので、どうぞお楽しみ頂きたいと思います(^O^)///

 

以前の記事は下記に載せておりますので、是非一度、ご覧下さい<(_ _)>

 

success-smile-kitos.hatenablog.com

 

井上悟と五十嵐裕子との出逢いから高校を卒業した直後までを、以前の記事ではお話をさせて頂きました(^-^)

 

井上悟は、心の病が発症してしまい、自宅からあまり出られなくなってしまいました。

 

それでも進学するために、自分なりに受験勉強を続けることにするのでした。

 

裕子は、東京の山手にある女子大に通うことになります・・・。

 

裕子の本心は、井上悟のそばにずっといたいというものでしたが、結局、東京の女子大に進むこととなるのでした。

 

裕子も悟も、お互いにいつもそばにいたいという気持ちで一杯なのですが、悟は自分の心の病と向き合わなければならず、裕子とこのままで良いのか、葛藤が少しずつ出始めて来るのでした・・・・・・。

 

裕子は東京で、フィットネスクラブのアルバイトを始めることとなります。

 

裕子は裕子で、フィットネスクラブでのアルバイト仲間や会員の人たちとの付き合いに少しずつ心が向かっていくこととなるのでした・・・。

 

裕子は、悟のそばにいたいと常に思うのですが、東京での周りの人間との関係も悪くしたくないという気持ちもあるがために、本心と建て前の間でジレンマを持ち始めることとなります・・・・・・。

 

そんな中、二人の間に一人のキーパーソンが現れます・・・。 

 

 

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キーパーソンと言いましても、二人にとって良いキーパーソンであれば良かったのですが・・・(;一_一)

 

結果から言いますと、二人の間の距離を遠ざけてしまうようなキーパーソンなのです・・・(^_^;)

 

そのキーパーソンとは、大学3年生の男子学生で、陸上部に所属している、裕子のアルバイト先であるフィットネスクラブの会員です。

 

彼の名前は高沢です。

 

悟とは正反対の世界にいるような人間で、社交的で、明るく、誰とでも仲良くなるようなリーダー的な存在でした。

 

また色んなことを知っているもの知りでもありました。

 

高沢は、裕子の美しさに気付いており、少しずつ裕子との距離を縮めようとしてきます。

 

とは言っても、決して強引な物腰ではなく、柔らかく、優しい接し方で裕子に近づいてくるのでした・・・(>_<)\\\

 

悟も高校生の頃から、裕子の美しさには気付いていました。

 

ただ、裕子の美しさは目立って美人という感じではなく、控えめというか、隠れた美人といった感じなのでした。

 

おそらく、服装や髪形、メイクを上手くすれば、裕子の見た目の美しさは一気に開花するのではないか、そんな感じなのかもしれません(>_<)

 

高沢と悟は、悟が大学の模擬試験を受けるために東京に行き、その帰りに裕子のアルバイト先であるフィットネスクラブに行った時に、初めて出会います。

 

井上悟-五十嵐裕子-高沢のまさに三角関係が、ここから始まるのでした・・・。

 

 

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高沢は、ある陸上競技の試合に出ました。

 

高沢の陸上競技種目は1500m走でした。

 

高沢は試合の二日前に祖母を亡くしてしまいます・・・。

 

その祖母と、今度の試合で賞状を取ってくるという約束を交わすのですが・・・、結局その祖母との約束を果たすことは出来ませんでした。

 

その試合に、裕子は応援に行っていました。

 

ちょうどその日、悟も東京に全国模試を受けに来ており、裕子に会いに行ったところ、裕子のアルバイト先の友人に裕子が高沢の応援に行っていることを知らされ、競技場に向かうことにするのでした。

 

高沢を必死に応援している裕子の姿、そして試合に負けてうずくまる高沢の姿を見て、悟は今の自分の存在に劣等感を抱いてしまうのです。

 

また、試合に負けた高沢から、入賞したら裕子に髪を切ってほしいという約束をしたことを聞かされるのでした・・・。

 

裕子が高沢とそのような約束をしたことに、悟は動揺してしまいます。

 

裕子が高沢と少しずつ男女の距離を縮めていっているのではないかと、少しずつ嫉妬に駆られていくのでした・・・・・・。

 

悟は心の病にも向き合わなくてはならず、高沢のように走ることも出来ず、大学受験生という立場にもあり、どんどん劣等感にも苛まれていきます・・・。

 

このまま裕子を好きでいて良いのか・・・?!

 

悟自身が裕子の明るい未来を奪ってしまっているのではないか・・・?!

 

裕子とこのままの関係を続けることが、裕子の負担になってしまうのではないかと・・・・・・。

 

その年の12月24日のクリスマスイヴの日、裕子の誘いもあって二人は会うこととなります。 

 

その時には既に、悟は決意を固めていました。

 

裕子と離れる決意を・・・・・・・・・。 

 

 

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さて、この先・・・、裕子と悟、そして高沢はどのような関係となっていくのでしょうか・・・?!?! 

 

この続きは次回の記事にてお話をさせて頂きたいと思います<(_ _)>

 

悟と裕子の物語 ~ VOICE ~ の本を下記にご紹介させて頂いておりますので、是非一度、手に取って頂き、じっくりと楽しんで頂ければと思います(^-^)

 

何故、この作品がネット上で非常に大きな話題を呼んだのかが、見えて来るかもしれません・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

皆さんの日常が、よりハッピースマイルになることを心よりお祈りしております。

\\\\\(^-^)/////