【 Separationーきみが還る場所 】《 part.5 》市川拓司の小説作品 ~ 悟と裕子の物語 ~ たった一人の人を心から愛したことはありますか?!その人を亡くしたことはありますか?!それでも悟が生きていく理由とは・・・(´·ω·`)♡
こんにちは、キトスです(((^-^)))
以前、市川拓司さんの小説『 Separationーきみが還る場所 』に関する記事のpart.4をご紹介させて頂きました\(^o^)/
その記事の内容はコチラに載せておりますので、是非一度、ご覧下さい<(_ _)>
success-smile-kitos.hatenablog.com
今回は、 前回の内容の続きをお話させて頂きたいと思います(≧▽≦)///
前回は、幼い姿になった裕子が熱を出してしまい、その看病に来てくれた依李子さんが裕子に語った、夫のバードマンが子供の頃に体験した不思議なお話をご紹介させて頂きました<(_ _)>
今回は、若返りが止まらない裕子が最後にどうなるのかを、お話させて頂きたいと思います(>_<)
裕子の姿は、4歳の頃の姿にまで若返ってしまいます。
二人は、裕子がかつて両親と一緒に訪れた、想いで深い場所である高原のホテルに旅行に行くことにしました。
裕子はそこで過去の両親との思い出を振り返ります。
そんな中、裕子は熱を出してしまい、急遽、悟と暮らしているアパートに戻ることとなりました。
戻った来たアパートで、裕子と悟には、いよいよ最後のお別れの時がやってきてしまいます・・・˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
そう、裕子がこの世界から、姿を消してしまう時がやってきてしまうのです・・・…φ(。。*)
裕子はベッドの上に横たわっている状態で、悟は裕子のことを見守ります。
やがて、裕子は目が見えなくなってしまいます・・・。
裕子がもう姿を消してしまうことを、悟は感づきます。
『 ぼくを一人にしないでよ。こんなのいやだよ! 』
悟の顔は、涙で一杯になります。
裕子は言います・・・。
『 ごめんね、悟・・・・・・ 』
そして、裕子はこう続けます。
『 ねえ、悟?
お願いを聞いてほしいの・・・・・・
「 愛している 」って、言ってもらったことがなかった・・・・・・ 』
悟は、裕子の額にそっとキスをします。
『 ・・・愛してるよ、裕子 』
悟は、こう続けます・・・
『 だって、きみはぼくの・・・・・・
きみはぼくの、ただ一人のかけがえのない妻なんだから・・・・・・ 』
裕子は言います。
『 いいなあ、すごくいいよ。 それじゃあ、もういくね。
バイバイ・・・・・・悟。』
気が付くと、ちょうど夜明け前だったそうです。
悟は裕子のベッドに上体を預け、何かに祈りを捧げるような姿勢で眠っていたとのことです・・・。
裕子の姿は、どこにもありませんでした・・・
裕子の横たわっていたベッドには、微かな窪みと、母親からもらった銀のネックレス、そして結婚指輪が残されていました・・・。
今回は、ここまでになります<(_ _)>
次回は、おそらく『 Separationーきみが還る場所 』に関する記事の最終回になると思います。
裕子が、この世界から姿を消す前に付けていた、日記の内容を少しご紹介させて頂きたいと思います。
その日記の内容の中には、裕子の若返りの秘密が隠されているのではないか・・・と思われるものがあるような、無いような・・・(;一_一)
次回の記事を、乞うご期待下さいませ\(◎o◎)/!
ここで、『 Separationーきみが還る場所 』 の小説を下記にてご紹介させて頂きたいと思います(≧◡≦)
是非とも一度、お読み下さい♬♬♬
とても純粋な想い、人を心から好きになる、心から人を愛するということを、それを文字を通して、実感できると思います・・・♥(ˆ⌣ˆԅ)
本気で泣けます・・・
この記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
皆さんの日常が、よりハッピースマイルになることを心よりお祈りしております。
💕(*´︶`*)┌iiii┐(*´︶`*) 💕